元、一部上場企業の管理職が教えるコミュニケーションのコツ(基礎編)

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コミュニケーション

私は会社員時代に営業の世界で6年半いたこともあり、平均以上はコミュニケーション能力はあると自負しております。←自称。笑

イベンターの仕事でもコミュニケーション能力は必要ですし、コンサルの仕事も実は営業マンに向けて営業指導もやっていたり、会社員時代にも管理職としてメンバーに営業指導を行ったり外国人向けに営業セミナーを講師としても活動をしていたこともありました。

そこで今日はコミュニケーションが苦手な方に向けてちょっとした営業の基礎について書いていきたいと思います!

コミュニケーションの大まかな3つの要素

1.「話す力」

この力は想像しやすいので書かなくてもわかると思いますが、自分から相手に情報を伝える力のことです。この力が強いと一般的にコミュ力がある!と周りに言われがちでこの力に自信を持っている人は自分でコミュニケーション能力があるほうだと考える人が多いです!(私もその素敵な勘違いをしている一人です。笑)

2.「聞く力」

この力も想像しやすいと思いますが、話す力とは逆に相手から発信された情報を受け取る力のことです。ここには相手の言っていることを理解をしてあげたり、共感してあげたり、聞いているという事実そのものを相手に表現して承認欲求を満たしてあげる力も含んでいます。一般的に聞く力が強い人は話す力が弱かったり、周りの話す力が強い人に囲まれると自分の話はあと優先になるので次に書く3の力を使わないと自分の話をしてこないことが多いです。

3.「聞き出す力」

この力は個人的には一番大事な力だと思っておりますが相手の情報を引き出して相手に情報を話してもらう力のことです。この力は話す力が強い人にも有効で聞き出してあげると話す力が強い人は1つの聞き出す力をとっても沢山お話をしてくれるのでコミュニケーションが活発化しやすくなります。

もちろん、聞く力が強い人にも有効で話すのが得意ではない人にも聞き出す力を使えば強制的に相手に話させることができます。

聞き出す力は話し手と聞き手を入れ替えて正しい量のコミュニケーションバランスをするコントロール型の力とも言えます

コミュニケーション能力が高いってどういう状態のこと!?

そもそもコミュニケーション能力が高い人の定義とはなんでしょうか??

ここでは「この人とまた話がしたいと思わせることができる人」と定義していきましょう。

上記のように思ってもらえる人数が多ければ多いほど、一般的にコミュニケーション能力が高いと呼ばれていることが多く、人が集まっている特徴を持っています。

それではどのようなコミュニケーションを取ったらこの人とまた話がしたいと思ってくれるのでしょうか?

↓それは次のとおりです↓

人によって「話す」「聞く」「聞き出す力」の量を調整して相手に合わせる

人によって話すことが心地良いと思う人もいれば聞くことが心地良いと思う人もいるので相手がどこに心地良さを感じるタイプなのかを最初のコミュニケーションで洞察して立ち回らなければなりません

よくあるパターンは話す力が強い人が話す力が強い人に話す力を発揮しているパターンです。笑

文字に書くだけで既にしつこいですね。笑

聞く力の強い人が聞く力が強い人に聞く力を発揮すると「沈黙」という独特の時間が流れますよね。笑

では何を意識してどのような立ち回り方をすればよいのか次のところで1つのオススメパターンを解説していきます♪

話題には盛り上がりレベルがあってその数字レベルを共同で育てること!

結局のところ、タイトルにあるとおり話題が盛り上がれば楽しいし、盛り上がる話題が沢山出た日はその人とまたその人と話がしたいなって思うのが大抵の人が思うことなのではないでしょうか?

難しいことを考えなくても自然発生で盛り上がれる相性の良い人とだけ話す!!といってしまえばそれまでですが仕事となったらどうでしょう?もしも自分が相性の良い人の範囲が狭かったら?

きっとそのコミュニケーションの向き合い方が今の自分の交友関係の多さや濃さを概ね比例しているのではないでしょうか。

またこの人と話したいなと思ってもらえるようなファンを増やすこと(コミュ力を高めること)は面倒だし、本来の自分のしたいコミュニケーションを抑えるということも時には必要な要素なのかもしれませんね。笑

ではタイトル本題ですが、人には興味・関心があり会話の最初は0レベルからスタートし、盛り上がれば盛り上がるほどこの数字が上がっていき(ここではレベルMAXが10レベル)MAX10レベルになると人の体が揺れるほど盛り上がって顔の表情・体の動作(手をたたくなどよくありますよね。笑)に出てきます。笑

逆に盛り上がらないときはその逆が起こり、会話が沈んでいくのがわかる時はあると思います。では典型的な盛り上がってないパターンを見てみましょう!

プロフィールとしては以下の通りです。笑

■AさんとBさんのプロフィールと状況

Aさん:野球観戦が大好きで毎週スタジアムに足を運んでいる野球ファン。野球のこと以外に興味が薄く野球以外は話を振ってもあまり興味がなく会話が続かない人が後を絶たない特徴をもつ。笑

Bさん:ディズニーが大好きで年パスを持つほど通っているディズニーファン。ディズニーのこと以外に興味が薄くディズニー以外は話を振ってもあまり興味がないのが本心だが気遣いはでき興味のないことも聞き出す力を使って相手に話させることができる。ただし気分屋なので聞き出す力を発揮するときとしないときがある。

※既に1時間ほど話していて途中の会話を切り取ったものとする。

■Bさんが「聞き出す力」をほどんど発揮しないパターン

Bさん:ところでAさんは今日、どこかへ行ってきたんですか?

Aさん:今日は家にいて暇だったので家で野球の動画をみてたくらいですかね・・・・・・・・・・

Bさん:そうなんですね~お休みはいつも家で過ごすことが多いんですか?

Aさん:外に出ることのほうが多いですかね~・・・・

Bさん:そうなんですね・・・。(話がおもしろくないし内容に興味もないし今日はもう疲れたしいいや・・・・)

以上

ここまでの会話を見てみると会話盛り上がりレベルが0だったことがだれでもわかると思います。でも会話の中身は違ってもよくあるシーンなんですよね。。笑

これはどっちも悪いパターンですがAさんはだれが見てもわかると思いますが会話のキャッチボールがなっておらず、聞き出す力や聞く力が0だったことがわかります。

加えて、聞き出す力を使わなかったせいで会話が止まってしまいBさんに気を使わせてしまいBさんも気疲れして会話が育たなかったパターンです。笑

Bさんも気疲れしてしまったとはいえ、聞き出す力を辞めた瞬間に話す力に切り替えなければならないのですが、自分が話せそうにない話題が返ってきた場合はオウム返しで話した内容の具体的な話を聞きだすか、それでもダメな場合は話題を切り替えなければなりません。

人は自分の興味・関心がある話題を話すときは必ずなにかしらの「変化」が現れます。

それは話の内容・話すトーン・身振り手振り動作が加わる・話す量など・・・etc

その変化に気づき、その興味関心ある話題をBさんは話させてあげたほうがもう少しうまくいったかもしれませんね。

※今回でいうと休日に外に出る、出ないではなく、野球に関しての質問をしてあげたほうが別の会話の未来が生まれたということです。。

ちなみに、聞き出す力を使って話した内容の具体的な話を聞いたり、話題を切り替えていくとその「変化」が発生し、会話盛り上がりレベル2になっていきます。

大事なのは会話の盛り上がりレベルが育たないと思ったら、すぐに相手の興味関心がある話題に近づけてそのことを聞き出してあげて、育ちそうな話題になったらその話題に対して今度はこちら側から話す力を使って意見や考えを話してみると少なくとも相手は不快には思わないはずですよ。

そうやって会話盛り上がりポイントは育てていくものでレベル10になった会話が沢山あった日はきっとまた話がしたいと思っていると思いますよ。

外見が良ければ自然と質問が出るくらい人生は不平等です。笑

こんな例で語弊を承知で書くと、1つの例として外見が良ければ勝手に相手は興味関心がでるのでさっきのBさんのように相手に興味がなくなって気疲れで質問が止まることは少ないです。笑

付き合う前の男女によくある現象ですが、基本的に外見が好きな相手であれば興味関心は自然と出て質問が多くなるのは当たり前ですよね?※たまに本当に質問すらできない方も中にはいらっしゃいますが・・。

ここまでしつこく「聞き出す力が大事だ!」と前述してまいりましたが、その聞き出す力って頑張って気を使って出す場合もあれば、相手が好みだから自然と興味関心がわいて質問が出る場合もあるってことです。笑

大事なことは興味がない相手で興味のない話題でも興味があるように役者になりきることができるか

よくサラリーマン管理職時代に営業部隊の部下たちに教えていたことでもあります。笑

本当は交流分析という分野でこのタイプの人間にはこの対応をするというような王道マニュアルがあったりするのですがそれはまたの機会にご紹介しますね(^^♪

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